5歳児さんのお部屋で、市内の田んぼで捕まえたシュレーゲルアオガエルを飼っていました。カエルは生きた虫を食べるので、子どもたちがカエルの気持ちになって、どんな虫が食べたいか考えながら虫探しをしていました。クモや蝶や蛾などはなかなか捕まらないし、バッタやカマキリはまで出てこないので、どうしても捕まえやすいゾウリムシが餌の中心でした。(オカダンゴムシは固いので消化できずにうんちに出てしまいます。)色々なムシを食べさせたくてモンシロチョウを捕まえて飼育箱に入れる時、子どもたちに「かわいそう」と言われるかと思いましたが、子どもたちの気持ちはカエル側にあるので、「カエルさん喜んでるね」と言ってくれました。子どもたちは、自分以外の生き物の気持ちになり、考え行動していました。カエルを育てるという体験だけでも、それぞれの子どもたちに様々な感情が芽生えたと思います。子どもは日々成長しています。梅雨に入り田植えがすんだ小さな田んぼにカエルをはなしました。建替えから7か月半が過ぎ、庭にも草が生え、虫が増えカエルの餌も豊富になっています。庭に居つく物、外に出て生活するものと色々でしょう。カエルはずっと水場にいると思っている人も多いのですが、ほとんどのカエルは産卵以外は山や草地や木で生活します。建替え前は春になると園庭の隅で冬眠していたカエルが出てきて、水をはった小さな田んぼに卵を産み、オタマジャクシが孵っていました。子どもたちは遊びながら時々カエルを見つけていました。 長文でごめんなさい。園長
玉虫は5歳児さんがお家で捕まえて保育園に持ってきてくれました。細い足まで玉虫色です。自然は凄いですね。今年も玉虫に会えて幸せを感じました。玉虫の餌は榎の葉です。オオムラサキの幼虫の餌も榎の葉です。榎は凄い。
野菜の収穫がはじまりました。幼児クラスではお家に持ち帰ったり、園で調理して食べたりした後は、熊本への義援金活動として、保護者の皆様への販売も始めました。無農薬、EM菌で発酵させた生ごみ堆肥で育てています。
6月の製作です。各クラスや廊下に飾ってありますのでご覧ください。園長