いつもお世話になっている、御岳の鈴木ワークスの鈴木さんが丸太を持ってきてくださいました。楢(なら)と桜のの木です。丸太と半分に割ったもので、角も削っていただき安全に遊べます。木の肌がそれぞれの違いを表し、子どもたちも遊ぶだけでなく、触ったり匂いを嗅いだりして、山で長い年月かかって育った木を五感で感じていました。木の種類によって重さも全然違います。杉は軽くて檜はそれより重くて、楢はすごく重いです。子どもたちが丸太を動かして色々な形に並べ替えて遊びますが、重さも感じることでしょう。毎日の遊びの中で体がそれぞれの木の重さを覚え、動かそうとする丸太によって脳と体がそれにあった力を出してくれます。既成のおもちゃにはできない体験です。保育界では食育に続き【木育】ブームですが、青梅の子どもたちは毎日山並みを見ながら育ちますので、都会の子より深い意味での木育ができます。森林組合さんからいただいた杉の丸太も大活躍しています。園長
山の木の手入れは命がけです。枝の剪定も木を切り倒すのも、プロでないと難しいです。林業に従事している方に感謝しています。孟宗竹の繁茂も里山の問題になっています。山持ちの方の高齢化や後継者がいないことが原因で色々な問題が起きています。東京都もボランティアなどで山で働けるよう色々な育成事業を行っております。若い保護者の皆さんも興味を持つと色々気になってきますよ。園長