今年は暖かかったので、梨の木の大根も立派に育ちました。5歳児さんが種を撒き、間引きをして時々世話に行きましたが、大きすぎて一人で抜けず、お友だちや保育士と一緒に抜きました。まさに絵本の「大きなかぶは抜けません。」のようでした。大根は種から発芽してしばらくの間、葉を食べるいも虫(がの幼虫)が発生しますので、お庭担当の保育士が丁寧に虫を指でつぶして無農薬大根を育て上げます。だから美味しいです。5歳児さんは1本ずつお家に持ち帰りました。保育園でもふろふき大根にして、お昼に食べました。
3粒種を撒いて発芽した3本のうち、一番太くて元気な苗を残し、後は間引きます。何を残すか、子どもたちに良く見て決めてもらいます。
面白大根は売っていなので子どもたちも喜んでいました。土の中の石がじゃますると、こんな大根になります。
4歳児さんは、少し前にカブを収穫しました。カブも今年は例年より大きくなりました。
虫がつく野菜は、野菜畑の中で成長が悪い弱い野菜の場合が多いです。元気いっぱいの野菜にはあまりつきません。土がいいと野菜が元気なので虫が寄り付きません。肥料は給食室から出る生ごみをEM菌で発酵させて作った『生ごみ堆肥』です。子どもたちの未来のために保育園はエコじゃなくちゃね。