子どもたちが園庭に転がっている朽木を割ったり、皮をはいだりして幼虫を捕まえて「園長先生この幼虫はクワガタかな?」と聞いてくることが多かったのですが、昨日の4月16日、朽木を割ると中からクワガタのオスとメスが出てきました。5歳児さん大興奮。私も大興奮。クワガタが飛んできて朽木に卵を産みつけ、朽木の中で幼虫になり約1年から2年幼虫のまま朽木を食べて成長し、秋頃にさなぎから成虫になりそのまま朽木の中で越冬し、夏を待っていたようです。無理やり登場させられたクワガタですが長生きしてもらいたいですね。子どもたちとクワガタの生態や飼い方を研究していきます。お家でも相談にのってあげて下さい。木も捨ててしまうとゴミですが、積んでおくと色々な虫の住み家や餌になります。甲虫類が住んでいた木は分解が早まり、虫の糞も加わり、土の栄養になっていきます。まさに自然界の循環ですね。