恒例干し柿作りをしました。

今年もたわわに実った渋柿。色づきはじめた頃から子どもたちも興味を持って食べられるかチャレンジし、その度に渋さにぺっぺしていました。渋柿は干すか、焼酎に浸けるかしないと渋みが抜け切りません。発表会総練習も終わり、寒くなりいよいよ干し柿作りのチャンスです。5歳児さんに手伝ってもらい、柿を収穫し、へたを取り、皮をむき、ひもで吊るして、消毒に焼酎をかけ、風通しの良い所に干しました。

干し柿を子どもたちに食べさせたいのですが、衛生面で難しく、毎年職員がいただいています。子どもたちには収穫の喜びを感じたり、干し柿作りを進める大人の仕事を見たり、手伝ったりする楽しさが記憶に残ればと思って続けています。木に残した柿はこれからお腹をすかせた野鳥の餌になります。たった1本の柿の木でも、四季を通して、子どもたちに色々な体験をさせてくれます。まさに自然の恵みですね。