園庭のフェンスにアケビがからんでいて、毎年たくさんアケビがなります。今年は見当たらないので、保育士が探していたら、蛾の幼虫がたくさん見つかりました。名前は【アケビコノハ】漫画チックな可愛い目玉模様が2対あり、威嚇姿勢も魅力的です。いもむし好きに人気があるそうです。天敵の鳥を目玉模様で脅かします。今年東京都の補助金「すくわくプログラム」で購入した、ポケット図鑑【イモムシとケムシ】の本から子どもたちと調べました。そしてなんと図鑑の裏表紙の写真が【アケビコノハ】なのにもビックリでした。幼虫はアケビやムベの葉を餌とし、成虫は枯れ葉そっくりな姿で果物の果汁を吸い腐らせてしまうので、人間からみての害虫となっています。園長
アケビコノハは毒を持たず子どもたちが触っても大丈夫です。子どもたちは蚕の飼育で幼虫の扱いには慣れているので、触ったり、観察したり興味津々です。餌のこと、成虫になるまでの過程にも考察が及びます。自然ってすごいですね。この目玉模様は昔よく見た「ふなっしー」に似てるように見えるし、身体にはおしゃれな白いヒョウ柄が施されています。