職員が5匹のシュレーゲルアオガエルを捕まえて持ってきてくれました。2歳から5歳児クラスで水槽に入れて飼い始めました。水槽の中の蛙はじっとしていて魅力がありません。園庭に出してあげると、ジャンプしたり、木の茂みに隠れたり、雨どいによじ登って逃げようとしたり、カエル本来の動きで子どもたちを魅了します。子どもたちは見失わないように追いかけながらカエルの動きを楽しみました。最初はカエルの動きの速さや後ろ脚の強さに捕まえられなかった子も「捕まえる時は、手でガバッとだよ。」と声をかけると上手になってきました。餌さがしも「この虫は食べるかな?」と言いながら水槽に入れて観察しています。カエルにはかわいそうですが、子どもたちの好奇心や探求心が刺激され、地球に生きる同じ仲間としてのカエルに嫌な気持ちを持たない子が増えてくれると嬉しいです。シュレーゲルアオガエルは日本の固有種です。緑色のニホンアマガエルと似ていますが、卵の形状と体の模様が違います。シュレーゲルアオガエルと有名なモリアオガエルなどは、卵が泡で包まれています。ニホンアマガエルの卵はゼリー状に包まれたポピュラーな感じの卵です。園長