今年も保護者の皆様のご協力で、本格的な山歩きをすることができました。長尾平から山道に入り、木の根や岩がごつごつした歩きづらい山道を難なく歩き、ロックガーデンに入り綾広の滝までの、大きい石の不規則な石段も、お父さんやお母さんと手をつないで、頑張って歩く子どもたちの後ろ姿に感動しました。山は気持ちいいです。子どもたちにとっても、保護者の皆さんにとっても素敵な思い出が一つ増えたのではないでしょうか。

これから御岳登山鉄道のケーブルカーに乗ります。

今年はたくさんのお父さんが参加してくれました。熊がでても安心です(笑)　下の写真は山頂駅でケーブルカーから降りているところです。急な階段です。

御岳山ビジターセンターの2階で生き物や山の展示を見ました。　下の写真は御岳神社までの急な坂道ですが、子どもたちはへっちゃらでした。

御岳神社の参道での集合写真です。2枚載せました。どっちの写真がいいですか？　手水（てみず又はちょうず）舎はコロナのため使用できなくなっていました。

御岳神社で参拝しました。御岳神社には鎌倉殿の13人で、中川大志が演じた【畠山重忠が馬に乗った銀色の大きな像】があります。また宝物殿には、重忠が奉納したと言われる国宝の【赤絲威鎧（あかいとおどしよろい）】があります。青梅の宝ですね。

ヘリポートでもある長尾平に到着し、子どもたちのお楽しみ、お弁当を食べました。晴れて気持ち良かったです。オオセンチコガネも飛んできました。

ロックガーデンの川で生き物さがしをしました。秩父多摩甲斐国立公園内ですので川に戻します。色々な所に生き物がいること、自然はつながっていることを感じてもらえたと思います。将来は、生態系に興味を持って地球の自然を守ってくれることでしょう。

休憩地点まで歩きます。御岳山の山のトイレは和式で匂いも汚れもあり、子どもたちにとっては試練でした。管理は多摩環境事務所、自然環境課が行っているそうで、掃除のお願いの電話をしました。今後に期待します。休憩しておやつを食べると元気が戻りました。

ゴールである綾広の滝まで歩きます。段差が大きい岩の石段も、お父さんやお母さんに手を引っぱってもらいながら、もくもくと歩きました。大きくなると、こんなに親子で手をつなぐことはないかもしれません。ゴールの滝では、手を合わせ万歳三唱しました。達成感を感じてもらえたでしょうか。

帰り路は、急坂を一気に登ると、後はピクニック的な山道です。今年も【ニホンカモシカ】が出てきてくれました。大体同じ場所に姿を現します。逢えて良かったです。

最後の休憩は、長尾平です。おやつを食べて、紅葉の前で写真をとって、大人も子どももほっと一安心です。子どもたちが1日で成長したように見えました。

今年も無事御岳山を歩くことができました。山歩きは子どもたちにとってとてもいい体験で、親子の絆も深まるそうです。山は気持ちいいです。園長