烏骨鶏のお葬式をしました。

休み明けの今日、烏骨鶏が1羽亡くなっていました。子どもたちは大騒ぎです。「いつ死んだの?」「なんで死んだの?」と質問したり、お友達と意見を言い合ったり、まだまだ短い人生経験から答えを導きだそうとしています。(もしかしたら、新5歳児さんがスキンシップを取りすぎたことがストレスだったのかも・・・と頭をよぎりましたが、これは言えません。)子どもたちは、すごく可愛がったし、餌も水もちゃんとあげたしと言っています。山の上に保育士が深く穴を掘って、子どもたちが草や花を入れ、その上に烏骨鶏を置き、またその上に花を入れて(お棺に花を入れるように)土をかぶせ、お線香を立てて、みんなで天国に行けるようお祈りしました。元気だった頃の2羽の烏骨鶏5歳児さん全員が花を摘んで入れてくれました。 祖父母や親せきのお葬式に出た子は、お葬式の仕方を教えてくれました。子どもたちは、死んだ烏骨鶏も、1羽になってしまった烏骨鶏もかわいそうだと言っていました。 最後のお別れに烏骨鶏を連れてきていました。「烏骨鶏が食べられる花もあげる。」とブロッコリーの花を添える子もいました。子どもたちはこんなことも言っていました。「烏骨鶏は土の中でどうなるの?」「明日はもう土になる?」「夜になったら宇宙人が来て烏骨鶏を連れていくんじゃない?」「土になったら全部なくなるの?」「骨は?」子どもたちはいろいろと考えています。死ぬということがまだわからない様子の子もいました。午後庭に出た女の子が墓石として置いた石をどかしていました。お友達にとがめられると「だって石が重くて烏骨鶏がかわいそうなんだもん。」みんな納得して石は置かないことになりました。烏骨鶏の死を教育的な話にもっていくのはどうかとも思いながら、「みんなに何かあったら、お父さんやお母さんがどんなに悲しむか。」「ごはんをしっかり食べて夜は早く寝て、健康で大きくなること。」「道路に飛び出して車にひかれないこと。」などはなしました。園長