五感を育てる庭仕事  しぶ柿をつるすこともできました。

発表会も終わり、庭の木の剪定をしました。例年は地域のたくさんのシルバーボランティアさんに、木の剪定、干し柿つくり、園舎の窓ふきやいろいろなお手伝いをしていただいていました。今年は新型コロナウイルスの流行があり、ボランティアさんに来ていただくことができず、職員が庭仕事をしました。子どもたちもよく見ていて、剪定した枝や葉を使って遊んでいました。保育園の柿は渋柿なので、つるし柿にします。野鳥用に柿を少し残します。毎年雪が降ると野鳥が食べにやってきます。こならも藤も強剪定しました。藤の葉の中から見えなかった、 ひょうたんとへちまが出てきました。     葉は子どもたちの遊び道具です。おままごとの食材にしたり、華道のように生けたり、振り回したり楽しそうです。 剪定の仕方を学んでいる子もいます。 山の上でお料理作りをしていた子どもたちが、頑張って山から容器を すべりおろし、砂場のテーブルに乗せてから、葉っぱを丁寧にちぎって料理のトッピングにしています。よく気が合って楽しそうです。 青梅梨の木保育園の理念の中に「生きる力、五感を育てるために・・・」という文章がありますが、保育園生活の中で、大人の手仕事を見せることができ、剪定した木や葉の匂い、振った時の音、手触りも感じられたことでしょう。園長しぶ柿の皮をむいて、へたをきれいに取り、熱湯をくぐらせてから干しました。例年1階テラスに干すのですが、なかなか手入れができないので、2階の事務室のテラスに干しました。ツリーの形のイルミネーションのところなので、和洋折衷でおかしなことになってしまいました。