秋のお庭

園庭の植物が秋に変わり、子ども達は熱心に種取り遊びをしています。匂いを嗅いで、良く見て、触って、たくさん集めて、遊びに使って、保育園の庭で五感を育てています。園長

「きんもくせい」ブランコの後ろにあって子ども達をいい匂いで楽しませてくれました。 「ぎんもくせい」きんもくせいより白っぽいです。匂いは大人になっても忘れません。
ホウセンカの種。熟したホウセンカの種をさわるとはじけます。子ども達にはじける感覚を指先で感じてほしいので、たくさん育てています。ホウセンカは水不足に弱いので、夏場の水やりが欠かせません。 秋といえば「ジュズダマ」です。黒くなってから採ることも自然と覚えます。ジュズダマは明治生まれの祖母から引き継ぎ、40年以上子どもたちが楽しんでいます。
上から見ると赤くて、下から見ると白い「みずひき」 「イヌタデ」(アカマンマ)おままごとに重宝しています。
「千成びょうたん」今年はへちまの栽培に失敗しました。 「稲」今年はたんぼにユスリカの幼虫の「アカムシ」が大量発生し、金魚やメダカの餌になりました。
ユスリカは人を刺しません。幼虫の時も成虫になっても、様々な生き物の餌となり、生態系を豊かにしてくれます。大量に発生した赤い動く生き物を大人は嫌がりますが、子ども達は興味深く見ていました。 田んぼの中に無数に開いた穴から、身体を出しているアカムシは、ちょっとチンアナゴに似ています。高級金魚の餌なので、子ども達と網ですくって金魚におすそ分けしました。
もうすぐ収穫できるみかんです。温暖化の影響で青梅でも甘いみかんができるようになりました。 ご近所でいただいたバナナです。