木を削る、はがす職人の技?

残暑はまだまだ厳しいですが、保育園の庭は3階建ての園舎が西日を遮ってくれるので、夕方は日陰になり園庭遊びが出来るようになってきました。みんな思い思いの遊びを楽しんでいます。今年はコロナと長雨と酷暑で運動不足のお子さんが多いようです。小中学校では、骨折などの怪我が増えているとニュースで見ました。戸外で遊べる時間を大切に、身体を動かして遊ぶ時間を作っていきたいです。今日の写真は、経年劣化した半丸太を力ずくで割ったり、小さく崩したりすることに熱中している子ども達です。小さくした木を飼育箱に入れたり、おままごとの食材にしたり、楽しんでいます。緑帽子の5歳児さんの作業を、4歳児さん、3歳児さんが熱心に見ています。1人で1つの木と向き合って長い時間削りだしていました。こういう時間に色んなことを考えているんだよね。頑張って大きな材が取れて嬉しそう。  大きな半丸太は多摩産材の杉材で、いただいたものです。新しいうちはシーソーのようにまたがってゆらゆらしたり、たくさん並べて船や基地に見立てて遊んだり、子ども達は色々な発想で遊んでいました。今はかなり劣化してまた違う遊びに使っています。最後は有機物として、土の一部になって庭を豊かにしてくれるでしょう。多摩で育った杉がゴミにならずに、土に還っていくのは嬉しいことです。園長