4歳児さんどんぐり製作をしました。幼虫も出てきました。

若草公園に3.4.5歳児が散歩に行きました。4歳児組さんの数名がどんぐり拾いに熱中したそうです。子どもたちは、たくさんどんぐりを入れた重い袋を頑張って持ち帰りました。そして今度はどんぐりで何か作りたいと考え、段ボールと毛糸とペットボトルのフタ等で、ケーキや飾りを作りました。自分たちで拾った材料を使い、自由に工作できるのはとても楽しいですね。下の写真はまだボンドが乾いていないので白くなっています。ボンドも適量つける子、思い切りたくさん使いたい子と色々です。

そして数日が経つと、どんぐりから白くてかわいい幼虫が出てきました。どんぐりを長い期間飾る時は、どんぐりの中の幼虫を殺すために煮沸したり、冷凍庫で凍らせたりしますが、今回はしませんでした。子どもたちは「どんぐりから出てきた幼虫」と言って可愛がっているようです。保育園にはうこっけいも、金魚もいるので幼虫を食べさせることもできます。幼虫はネットで調べたところ、「ハイイロチョッキリ」と「シギゾウムシ」の幼虫だそうです。どんぐりが木から落ちたら、(ハイイロチョッキリは枝を切って落とすのでどんぐりが枝付きだそうです。)どんぐりから這い出して、土に潜り蛹になり成虫になるそうです。土がないと死んでしまいます。虫を殺したどんぐりでの製作は作品が長持ちしますが、虫が出てくるのも子どもたちには魅力的で、不思議に満ちています。子どもたちは幼虫を見つけると、「なんの幼虫?」と聞いてくれます。私も勉強させてもらえます。園長