山のジェットコースター

今日は久しぶりに涼しく園庭でたくさん遊べました。いつもの園庭遊びに加え、今日は大きな段ボールを使って色々な遊びが始まりました。最初はお家に見立て、次は丸太の上に敷いて不安定な床を作りゆらゆらし、次はひよこ組さんのテラスの前のゴムチップの上に敷き、そこに座り赤ちゃんを愛でたり可愛がったりしていました。夕方の園庭遊びからは、山の斜面を利用したジェットコースター遊びが始まり行列になっていました。5歳児さんはジェットコースター係りをかって出て、小さい子の面倒も見てくれました。子どもたちが考えた新しい遊びはとっても魅力的です。夏の虫も増え、甲虫目(カナブン、コガネの仲間、ハムシの仲間)バッタ目(ショウリョウバッタ、クチキコオロギかエンマコオロギ)なども子どもたちに捕まっています。園庭で目を輝かせて遊ぶ子どもたちは幸せそうです。園長

 

写真はクロヤマアリです。外来種「ヒアリ」が問題になっていますが、日本のアリは大切な仲間です。アリは虫や生き物の死骸や有機物を処理してくれる大切な虫です。そしてシロアリの天敵です。アリを巣ごと殺してしまう強力な殺虫剤がありますが、アリがいることでシロアリから家が守られていることもあります。ホームセンターには不安をあおるようにアリの殺虫剤がたくさん売られています。まだ青梅はヒアリの心配はないようです。「ヒアリ」を怖がり大切な日本のアリを殺すのは、生態系を壊してしまい、外来種「ヒアリ」の生息域を広げることにもつながるのではないでしょうか。子どもたちには今のうちに、日本のアリと遊んでもらい、アリ博士になってもらいましょう。よく見て、感じて、考えることは身を守ってくれます。園長(子ども環境管理士1級・ビオトープ施工管理士2級・ビオトープ管理士会会員)