ヒキガエル登場

夕方園庭が何やら騒がしいので、やじ馬根性で駆け付けると、いました。久しぶりのヒキガエル。それも3歳児さんが片手でつかんで持って歩いています。すごい勇気です。ヒキガエル(二ホンヒキガエルもアズマヒキガエルも)はヘビ除けのために、顔の横の耳線から毒を出す習性があります。(手荒に扱うと出すそうです。)子どもたちは「とったどー」という感じでしたが、カエルを地面に下ろしてすぐ手を洗ってもらいました。カエルの中でもヒキガエルだけは毒があるので触らない約束をしました。子どもたちはお部屋に入るまで葉っぱでつついたり、餌の虫を探したり、私に色々な質問をしたり、図鑑を持ってきたりしながらカエルの観察を楽しんでいました。5歳児さんは室内にいたので見ていません。残念。3.4歳さんが見ました。数人の子どもたちはとっても研究熱心だったので「カエル組だね。」とふざけると「違うよー」と嬉しそうでした。

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子どもたちの質問:まずは何を食べるのか気になるようでした。子どもたちには、生き物を捕まえたらまずは食べさせたい気持ちがあるのですね。 バッタ食べる? コオロギ食べる? ちょうちょ食べる? ダンゴ虫食べる? 虫を捕まえて来て、この虫食べる? 次は知りたい気持ちです。どこから来たの? オス? メス? 卵産む? どこから毒が出るの? 緑色のカエル(二ホンアマガエル?)は毒出ない? 緑色のカエルは触ってもいい? 緑色のカエルの名前は?(ヒキガエルと言う名前を知ったので、他のカエルの名前にも興味が出たようです。)図鑑からヒキガエルを見つけてこれと同じ? 子どもたちも保育士も楽しい経験ができました。

ヒキガエルは見た目で嫌われがちですが、私たちの身近な所に生息しています。夜間に玄関の灯りの下に居て、灯りめがけて飛んでくる蛾を餌にしたりしています。餌は昆虫やミミズ類です。ヒキガエルも他の生き物と同じでなくてはならない地球の仲間です。園長