4歳児の保護者から蚕(かいこ)と繭をいただきました。蚕は桑の葉しか食べられないのですが、ちょうど仮園舎に大きな桑の木があり、飼えることになりました。とっても嬉しいです。50歳以上の保育士は子どもの頃から「お蚕」「お蚕さま」と呼んで良く見ていました。桑をむしゃむしゃ食べる姿が何ともかわいいです。今は4歳児のお部屋で飼っています。子どもたちも大喜びです。
お蚕さま(幼虫)は糸を出して繭になります。それをそのまま置いておくと白い蛾(成虫)になって繭から出てきます。蚕の成虫ははばたきますが、飛べません。交尾してたくさんの卵を産みます。卵から小さなお蚕さまがたくさん生まれます。卵が産まれたら5歳児クラスにも分けて飼う予定です。冬になるまで2回位繰り返せると思います。生き物を飼って餌をあげてお世話をすることは、子どもたちにとって、とっても大切な経験です。短い期間に成長・交尾・産卵のサイクルを見られることもすごいです。繭がたくさんできたら絹糸ができるでしょうか?