新年子ども会でおもちつきをしました。

おもちつきをしました。1臼目は3歳児、2臼目は4歳児、3臼目は5歳児がつきました。嬉しくニコニコの子、少し緊張している子、やる気満々の子といろいろですが、みんな力を入れて頑張りました。でも、子どもの力だけでは餅にならないので、仕上げは保育士の出番です。保育士が大きな杵で力強くつくと、「すごーい上手」「臼が壊れちゃうよー」と言いながら応援してくれます。子どもに褒められるとやっぱり嬉しいものです。青梅梨の木保育園は力持ちが多いので、女性だけでもいい餅がつけます☻。1歳2歳3歳は、つき上がったお餅を食べやすく小さくちぎって、黄粉餅、醤油・海苔餅にして食べました。4歳5歳は、お皿に盛ったお餅を自分でちぎって、黄粉や醤油につけて食べました。伸びるし、手がべたべたになりながらも美味しく食べていました。スーパーに売っているお餅にはデンプン粉などが入っているので、蒸かした餅米を臼でついた餅を食べられるのは幸せです。子どもたち、この味を忘れないでね。

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私が子どもの頃は、12月28日頃に(「くんち餅はつくな」という言い伝えで、29日には餅をつかない)どこの家でもぺったんぺったん音をさせて餅つきをしていました。「いよいよお正月がくるな。」と子ども心に季節の移り変わりを感じたものです。お母さんが手合せで、お父さんやおじいさんがつき手です。子どももやらせてもらうのが楽しみでした。そして毎年餅つきを見たり手伝ったりするうちに上手になっていきました。ついたお餅は粉をふった板の上にのし棒を使って手際よく広げていきます。これを1晩乾かしてから切り分けると、餅になります。それからお供え餅も作ります。粉をふった板の上で上手に丸めてお供え餅の形にしていきます。「やってみたいな」といつも見ていました。飾る場所がたくさんあったのでたくさん作りました。ここまではお父さんがやりました。そして大福つくりです。お母さんがあんこを煮て、子どもも手伝って丸めておいたのを、餅の中に入れて大福を作ります。みんなで、誰が上手だとか言い合いながら作りました。今はこんな風にやっている家はごくわずかです。私の実家でも父が85歳になり今年から辞めました。寂しいですね。5歳児さんに、「小学校は餅つきがないから、つきたてお餅を味わって食べてね」と声をかけました。