大根畑の虫情報

台風の強い風で、、大根の葉が折れたり、痛んだりしましたが、完全にだめになった株はなく、今後の成長に期待しています。まだ暑い時期に無農薬で育てている大根には、葉っぱを食べてしまう、いろいろな虫がきます。虫が好んで食べる株は、弱った株です。元気な株にはあまり来ません。自然の法則でしょうか? でもこの大根は、子どもたちが自分で種を撒いて育てている大根です。全部の大根をりっぱに育てたいので、毎日畑に行って虫を探してはつぶしています。もう少し株が大きくなるまで頑張ります。

良くみると、蝶の幼虫や、蛾の幼虫、などが、葉を食べています。これから育つ芯の所を食べてしまう半透明の虫もいます。 大根の葉にたかり、ふらふら歩いていた黒い蜂は、「キオビツチバチ」のようです。土にもぐり、コガネムシの幼虫などに、麻酔を打ち卵を産みつけます。蜂の赤ちゃんはコガネムシの幼虫を餌にして育ちます。コガネムシは畑の害虫になりますので、ツチバチは人間にとっては、益虫です。黒くて大きくて見た目は怖そうですが、つまんだりしなければ刺さないおとなしい蜂です。